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ブログ : 院長ブログ: 2014年11月

本当の口腔リハビリ -介護とラビリントレーナー-

まだまだ世の中の認知度が低く、介護現場での評価も低く、歯科医師自体もその真の価値に気付いていない状況ですが・・・ラビリントレーナーによる口腔リハビリ・口腔周囲筋機能訓練は、人生の喜びを取り戻す奇跡の扉を開くカギとなる可能性を持っています。

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・介護予防と口腔周囲筋機能訓練
むせてしまう、飲み込みにくい、食べこぼす。といった現象に悩まされていませんか?
介護予防に重要なディコンディショニニングの改善に有効な運動療法として、ちょっとしたコツを習得し、あきらめないで継続することが重要です。

摂食・咀嚼・嚥下
むせてしまう、飲み込みにくい、食べこぼす・・・誤嚥や窒息を起こしてしまうかもしれない。だからといって全面介助下の食物摂取でも、自分のペースで食べられないので、さらに誤嚥や窒息の可能性が高くなってしまいます。いくら気をつけていても、いくら周りで人が見ていても、いつ事故が起こってもおかしくない状況です。また、経管栄養で口から食物を摂取しなくなっても、口腔内細菌は増殖し続けますし、口腔周囲筋の衰えによる唾液の不顕性誤嚥の確率が高くなり、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性は増加します。さらには、経管栄養・胃瘻になったとしても、消化管の入り口である口腔内の刺激がなければ、その先につながる胃や腸がきちんと機能しないことがわかっています。
口腔機能をリハビリで取り戻し、活力を取り戻してもらいましょう。積極的に事故の起こりにくい環境作りを目指しましょう。
その先の咀嚼機能を取り戻すには、設備の整った歯科医院でしっかりとした治療を受ける必要があります。

介護と歯科医師・歯科衛生士の役割
たとえ、経管栄養で口から食物を摂取しなくなっても、適切な口腔ケアがなされなければ、唾液分泌能力が低下して自浄作用が働かなくなっているお口の中の細菌が、どんどん増殖促進されます。口腔周囲筋が衰えていて、少量でも細菌たっぷりの唾液を誤嚥する確率が高くなり、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性がとても高くなってしまいます。
口腔内のバイオフィルム感染症に対する正しい知識を有し、適切な処置ができることや顎口腔系の解剖学・生理学と効果的な口腔周囲筋機能訓練を指導できることがとても重要です。つまり、介護現場での歯科医師・歯科衛生士の活躍が不可欠となります。
ラビリントレーナーを使った口腔周囲筋機能訓練は「嚥下に重要な筋肉に効率よく必要な負荷を与えて嚥下機能の回復を促進すること・刺激唾液の分泌によって自浄作用を高めること」によって、誤嚥性肺炎を予防します。口からの食物摂取を楽しむことが、なによりホメオスタシスを安定的に保ち、QOLを高めるために大切です。
QOL 002.jpg 脳細胞の活性化
脳血管障害によって「片側に麻痺がおこってしまった」というケースで、発音・嚥下機能や手指の動きなどの著しい改善が見られることがあります。
脳出血や脳こうそくなどの脳血管障害は、手足の運動障害・感覚障害・言語障害・咀嚼、嚥下障害・顔面麻痺などの症状が現れますが、発現した部位に問題があるのではなく、脳のそれらを司る部位に問題が生じているのです。発現した症状の原因は、あくまで脳なのです。
一般的にリハビリ訓練は、麻痺した末梢部(手や足)を動かして脳の活性化・機能回復を図ります。しかし、麻痺した手や足を動かすのは大変な苦痛や努力が必要な割に脳に入力される信号はとても弱いのです(末梢神経から脊髄神経への刺激がほとんどで、中枢神経への刺激は少ない)。
脳細胞を活性化するには、中枢神経に直接刺激を入力することが理想的な方法です。首から上の筋肉は、脳神経の直接支配を受けています。特に、表情筋・舌骨上筋群(脳神経 Ⅴ,Ⅶ,Ⅸ-Ⅻ)を鍛えることは、脳幹から大脳へと直接的な刺激が効率よく中枢へ伝わり、麻痺した機能を効率よく回復する可能性があります。
 
健常者でも年齢とともに脳の機能は低下していきます。幅広い年代の誰もが口腔周囲筋をトレーニングして脳の活性化をはかることができます。
 

日本総合口腔医療学会 認定医 合格しました    新屋敷停留所徒歩3分あらやしき歯科医院

jsgom-1.jpg日本総合口腔医療学会は、歯科医師・医師・獣医師そして様々な医療従事者が参加することによって、医療業の職種ごとに縦割り的な状態を解消していくことを目標とする学会です。本学会が育成していく医療人は、患者さんとの結びつきをより高い次元で実践し、総合的な口腔診療を行えるというものです。

先日、横浜・桜木町の試験会場で行われた認定医試験を受験してきました。試験問題は、解剖学などの基礎医学から感染症や医療倫理など多岐にわたっていました。幅広い分野からの出題でしたが、なんとか無事に試験を終えることができました。

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試験後、数週間、ちょっとドキドキしながら過ごしていましたが、事務局から合格通知が届きました。まずは一安心です。
 
総合口腔診療医は、医学知識や診療体系の急速な進歩に対応かつ追随できるように治療法については横断的な広い知識と技術を持ち、人を総合的な見地で診ることに努め、患者さんから信頼される医療人になれることを目標にします。
 
これからも認定医として努力を重ね、その資格にふさわしい実力をさらに充実させていくつもりです。
どうぞよろしくお願いいたします。

レジリエンツテレスコープ義歯 症例 入れ歯が痛くて食べられない!  ドイツ式入れ歯専門 神奈川 藤沢

あらやしき歯科医院に来院された時は、
「下の部分入れ歯が合わない。痛くて食事ができない。上の総入れ歯がすぐに外れてしまう」
という状況でした。
resilienzteleskop001.jpg「ずっと定期的に歯科医院に通い、歯石除去と入れ歯の調整を繰り返してきた」ということですが「常に入れ歯が合わずに不安定で痛く、歯科医院に行くたびに歯を抜かれる」という訴えでした。前医には「○○さんのお口はとても難しいので(保険外の)いい入れ歯でないと良くならない」と説明されて「今度の入れ歯は一生モノと言われたんだけど…」と、肩を落としていました。
resilienzteleskop007.jpg 上の入れ歯は、口をあけると(噛んでいないと)外れてしまいます。下顎は、必要な筋肉のサポートが得られないような細くて短い部分入れ歯でした。『新しく入れ歯を作った直後から「痛くて仕方がない」と訴えると、毎回柔らかい樹脂の裏打ちをされるが、またすぐに痛くなるということをずっと繰り返している』ということですが、軟性裏装材が古く固まっています。義歯のかたちがいびつで表面が粗造でザラザラしています。とても不衛生で、いつ誤嚥性肺炎を起こしても不思議ではありません。
resilienzteleskop003.jpg 残っている歯は、6本のように見えますが、レントゲン写真を見ると真ん中2本は抜けてしまっていて、隣の歯と無理やりくっつけて留めています。残す4本も風前の灯といったところです。
temporary denture K.H.Korber.jpg クラスプ式の義歯は、維持歯への力の集中が避けられない。バネはフレキシブルなので、義歯が動いてしまう。安定しない・義歯が動くと歯ぐきが擦れて痛い・維持歯も揺すられてダメにしてしまう。もう、歯を支える骨がほとんどないので、連結された残りの歯全部が一斉に動揺しています。
resilienzteleskop002.jpg 左右の顎の関節のかたちが違います。長年にわたって咬み合わせの悪い合わない入れ歯を使っていたので、左側の下顎頭(下あごの関節部分の骨)が擦り減ってかたちが変形しています。そのため顎関節が安定しにくく、入れ歯の難易度が増す悪循環の状況に陥っています。
 
診査・診断の結果を踏まえた話し合いによって
「上下顎同時印象法を応用したレジリエンツテレスコープ義歯による咀嚼機能の回復と義歯の安定化を図る」という治療計画になりました。
 
レジリエンツテレスコープ義歯
上下顎同時印象法を応用して、入れ歯を作るスペース、顎の安定した位置と入れ歯の安定をサポートする筋肉のかたちを一度にすべて型取りします。
resilienzteleskop004.jpg 上の入れ歯は、ウォーターフィルム現象と筋肉のサポートで、お口を開いても落ちてきません。下顎は、今にも抜けそうな4本の歯を入れ歯の内側に残して利用します。すぐさま総入れ歯でもおかしくないような状況ですが、レジリエンツテレスコープ義歯は「極力抜歯はしない・歯根膜固有感覚を残す」という理想をかなえ、長期にわたって安定して良く噛めることを実現するドイツ式の入れ歯です。
resilienzteleskop005.jpg 入れ歯のバネがなくなり、入れ歯を使っている感じは全くしません。(当たり前ですが)義歯の表面が滑らかで衛生的です。元々の入れ歯より大きく見えますが、口輪筋や頬筋のサポートを受けて義歯を安定させる必要十分な大きさです。
 
定期メンテナンスの中で、うれしい報告をいつもいただいています。
「痛くない!気兼ねなく何でも食べられる」
 あごの関節と咬み合わせが調和して入れ歯が安定しているので、痛むことはありません。実際、新しい入れ歯にしてから体重も増えたそうです。
「しゃべっていて外れてしまう心配がなくなった」
 口を大きく開いても入れ歯が外れないようにするポイントはいくつかありますが、咬み合わせが悪いとどこかが最初にぶつかる支点となる場所ができてⅠ級のテコ現象で義歯が浮き、義歯と粘膜の間に空気が入り外れてしまいます。
「知り合いになんか若返った?と言われた」
 入れ歯が小さいと外から見た顔の口元のボリュームがなく、老けて見えます。上下顎同時印象法による総義歯は、口輪筋のサポートを得るために失った歯肉も最大限回復するので、口元のボリュームが復活し、若かりし頃の口元に戻ります。
 
とてもよろこんでいただいて、私たちもうれしく思います。
 
咀嚼能力が低下すると食品多様性が低下し、タンパク質低栄養という栄養失調になります。その結果、フレイルが進行しサルコペニア・ロコモティブシンドロームという深刻な状況になりかねません。
何でも噛んで食事ができる状態に回復することは、全身の健康の保持増進にとても重要です。

睡眠時無呼吸症候群・いびき -根本的なアプローチ-

0-98.jpg睡眠時無呼吸症候群の主な原因は、睡眠中の筋弛緩による舌根部の沈下や軟口蓋の下垂により気道が閉塞することです。つまり、舌やのどの筋肉が弱くなって垂れ下がってしまっているのです。ラビリントレーナーは、唯一、のどの筋肉を鍛えることができる器具なので、しっかりとトレーニングを継続すればCPAP(シーパップ)から解放される日が来るかもしれません。
もちろん、いびきの軽減にもつながります。
 
嚥下や呼吸に関与する筋肉の筋力が低下してきた?
舌突出癖などの習癖が影響して、嚥下と呼吸の筋肉を上手に使えていない?
いずれにしても、呼吸や嚥下に関連する筋肉の機能が不十分なために起こります。
 
CPAP(シーパップ)やいびき防止スプリントは、対症療法にすぎません。原因の解決にならないので、生涯続けなければなりません。
 
ラビリントレーナーによる口腔周囲筋機能訓練は、問題の根本にアプローチして改善できる可能性があります。Labi-Lin Trainer.jpg

歯列不正と口腔周囲筋 -矯正歯科治療とラビリントレーナーによるMFT-

shiretsu.jpgなぜ歯並びが悪くなってしまうのでしょうか?
歯並びは、唇やほほの筋肉(外側)と舌の筋肉(内側)のバランス・均衡のとれた位置に出来上がります。歯並びが悪い方は、舌突出癖があるなど、何らかの理由で外側と内側の筋肉のバランスが悪くなってしまっている可能性が高いのです。哺乳行動から始まる一連の口腔育成の過程のどこかで、舌やお口の周りの筋肉の使い方を誤って覚えてしまっています。その結果が、歯列不正として現れます。

がんばって歯列矯正治療したのに、年月が経ったら、また歯並びが悪くなってきた・・・
このような歯の矯正後の後戻りを経験をしている方もたくさんいらっしゃるようです。なぜでしょう?
舌の使い方や舌のポジションが正しくない・悪いままだと、舌の筋肉の力が歯列に影響して矯正力となり、歯が移動してしまいます。
 
当院では、矯正歯科治療を受けられる皆様によりスムーズに矯正治療を行うために、矯正の前準備として正しい唇と舌の動きを覚えてもらうためのトレーニングをします。
舌突出癖や舌っ足らずな喋り方や口呼吸などの不良習癖は、お口を器具で閉じてあげることで、適応能力により自然に改善する事ができます。
 
ラビリントレーナーによる口腔周囲筋機能療法で、舌とお口の周りの筋肉の調和を取り戻し、良い歯列と健康を保っていきましょう。
  
ラビリントレーナーは哺乳行動に近い運動で口腔周囲筋を鍛えるトレーニング器具です
 
歯を抜かない矯正歯科
お口の周りの筋肉を鍛えて健康に

歯を抜かない矯正歯科治療       神奈川 藤沢 鵠沼駅徒歩5分非抜歯矯正歯科医院

歯並びの悪さは、見た目の問題(審美面/コミュニケーション)だけではなく、虫歯や歯周病が進行しやすく歯を失うリスクが高くなってしまう、滑舌が悪く舌足らずなしゃべり方になるなどの悪影響を及ぼします。
最近では、かみ合わせが悪いと肩こりや腰痛、偏頭痛、顎関節症などの原因となる事もわかってきています。
 
歯並び、かみ合わせ、顎関節症、偏頭痛、肩こりなどでお悩みではないですか?
 
あらやしき歯科医院では、見た目の美しさはもちろん、しっかりとしたかみ合わせを目指した機能的な矯正歯科治療を行っております。
そのためのしっかりとした検査、カウンセリングをして、患者様ひとりひとりに合った治療計画をたて、納得された上で治療を始めていきます。

外科矯正(入院/手術)でないと治らないと言われて・・・
健康な小臼歯(歯列中央の歯)を抜いてから矯正しましょうと言われて・・・
見た目だけでなく、将来、歯を失わないために機能も考えた矯正を希望しています
あなたの心配事やご希望についてご相談ください!

基本的に歯列の中間に位置する健康な小臼歯を抜かない矯正を行います。歯1本1本には重要な役割・機能があり、それを最大限に活かすためです。咬み合わせ治療では、上下の歯の接触と顎関節の両方が安定・調和することが重要です。小臼歯の存在は、顎関節の安定に重要な役割を持っています。
(そのため現代ではほとんど生えることの難しくなった親知らずの抜歯を行います)

矯正治療は健康な歯を抜歯しないとできないの?
そんな疑問や不安をお持ちの方は、是非一度、ご相談ください!
 
マルチループ矯正は ループの形の調整により、一つ一つの歯の高さを調整することができるため、非抜歯で矯正治療が行えます。

矯正治療の期間が短い
小臼歯を抜歯してしまうとその分大きなスペースができて、一本の歯の移動距離が大きくなります。空いたスペースを埋めるのにとても時間がかかります。
しかし、小臼歯を抜歯しない矯正では、一本一本の歯の移動距離が短くなるので、治療期間も短くて済みます。

小児・子供の矯正は、咬合誘導を目的とした早期の治療をおすすめしています。なるべく早い時期から関与することによって、子どもの顎・顔面の骨の成長・発育に合わせて、調和のとれた大人のかみ合わせになるように誘導します。従来からある、見た目の問題や装置をつけていないと効果が発揮できない顎外固定装置 (頭にバンドなどをつける装置)のような、子どもへの負担が大変大きな装置を必要としません。
不正咬合を予防するためには、最適な時期を逃さずに矯正治療を開始することがポイントです。
 
(矯正歯科治療は、矯正・咬合の権威である神奈川歯科大学学長、佐藤貞雄先生のもとで治療に従事している矯正専門医が行います)

ほうれい線・首元のたるみ -口元を引き締めて、より美しく・より若々しく-

Labi-Lin Trainer 004.jpg加齢とともに筋肉が衰え、だんだん重力に逆らえなくなり、ほほ・あご・首のたるみや老け顔の象徴であるほうれい線が気になりだします。
ほうれい線が深くなってしまう主な原因は、口輪筋という口の周りの筋肉の衰えなのです。しかし、筋肉はいくつになっても鍛えれば発達します!

ラビリントレーナーは、口輪筋、頬筋や舌骨上筋群などを顔の内側(口の中)から鍛えることによって、表情筋や首元の美しさをつくります。

ご家庭での簡単なエクササイズを継続することで、顔の内面の筋肉を鍛えると、ハリのある美しい笑顔になっていきます(筋トレの基本:効率よく筋肉を発達させるには、筋肉に過負荷を与える必要があります)。
アンチエイジング、小顔効果やエステ効果を発揮します。
Labi-Lin Trainer 006.jpg若返りたい・若々しくハリのある口元をキープしたい! という方に是非、おすすめいたします。
ラビリントレーナーは、顔や首のシェイプアップに最適なエクササイズ器具です

窒息・肺炎    食事中にむせる、飲み込みにくい、食べこぼす。実はその先に・・・  -ラビリントレーナーの効果について-

0-81.jpg・窒息
日本では年間約8,000人の方が食事中に窒息死しているといわれています。そのほとんどが65歳以上の高齢者です。唇や舌の筋肉が衰えてくると、食べ物をきちんと咀嚼できなくなり、飲み込みにくくなります。その結果、食べ物が喉をスムーズに通らなくなり、窒息の危険が高くなってしまうのです。
いくら注意しても、気をつけても、見守っていても、事故は防げません。根本的な事故防止策は、嚥下に関与する筋肉を鍛えなおすことです。

・肺炎
日本人の死因第3位「肺炎」
日本人の「3大死因疾病」は、ずっと、ガン・心疾患・脳卒中でした。しかし2011年以降は肺炎が死亡原因の第3位になっています。特に高齢者は、肺炎で亡くなる割合がとても高くなっています。
誤嚥性肺炎
口腔内の細菌が食べかすや唾液とともに気管から肺に入ってしまい、肺の中で細菌が増殖して発症する肺炎です。
健常者・若年者でも、特に就寝中は、誤嚥をしています(不顕性誤嚥)。しかし、高齢者や要介護者は、口腔周囲筋の衰えにより唾液の誤嚥が多くなり(筋力の衰えと嚥下反射・咳反射などの防御機能低下)、免疫力も低下しているので肺炎を発症しやすくなってしまうのです。
肺炎の「予防」―ラビリントレーナーによるトレーニングと口腔ケア―
1.    口腔内の清掃(肺炎の原因となる細菌の数を減らす)
―バイオフィルムが形成されてしまうので専門的な処置が必要です!-
2.    口腔周囲筋機能訓練(口腔周囲筋を鍛えて気管に入る唾液量を減らす)
―筋肉は何歳になってもトレーニングすれば成長します!-
3.    唾液量増加(高齢者は唾液の分泌量が減少し、唾液による自浄作用が低下しています)
―ラビリントレーナーは刺激唾液の分泌を促進し口腔内を清潔に保ちますー
 
ラビリントレーナーは、口腔周囲筋を鍛える理想的なトレーニング器具です
ラビリントレーナー.jpg
お口の周りの筋肉を鍛えて健康に

口腔周囲筋機能訓練(ラビリントレーナー/頬麗美人)-お口の周りの筋肉を鍛えて健康に-

ラビリントレーナーの画像.jpg飲食時にむせる、飲み込みにくい。食べこぼしがある。
口呼吸になってしまう。虫歯ができやすい。口臭が気になる。
風邪をひきやすい。

ほうれい線が気になる。歯並びが気になる。
しゃべりにくい(滑舌が悪い・聞き返されることが多い)。

などの症状やお悩みをお持ちではないですか?







それらの症状や悩みは「お口やノドの筋力の低下や筋肉を上手に使えていないから」かもしれません。
また、自覚がなくても潜在している場合が多くあります。
 
飲食時にむせる、飲み込みにくい。といった状況は、
・窒息・肺炎
・タンパク質低栄養
になる危険があります。さらには、
・口呼吸・口臭
・歯並びが悪い・しゃべりにくい(滑舌が悪い・聞き返されることが多い)
・深いほうれい線で老けて見える
・いびき・睡眠時無呼吸症候群
・入れ歯の安定
・介護予防やリハビリ
 
などは、ラビリントレーナーを使った口腔周囲筋機能訓練(お口のまわりの筋肉のトレーニング)を行うことが、改善・解消や予防にとても効果的です。
 
道具は使い方がとても重要です。使ってみると「やり方はこれであってるのかな?・効果が出てるかな?」などの疑問が生じると思います。歯科医院で、適切な使用方法のレクチャーを受けて、適時、使い方や効果について確認しながら続けていきましょう。
「継続は力なり」

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