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当院の治療方針

人生最後の歯科治療に

何度も同じ歯を治療しているのに、虫歯が再発してしまう。
一時的に痛みは取れても、詰め物の量は増えていく一方......。そんな歯科治療のお悩み、じつは「かみ合わせ」が原因かもしれません。 歯科治療においては、患者さま一人ひとりの噛み合わせを計算することが非常に重要です。
日本ではあまり知られていないのが現状ですが、歯科先進国・ドイツでは常識的なことです。

歯を健康に保つためには、歯にかかる負荷を減らさないといけません。かみ合わせに問題があると、かみ締めたときに力を正常に分散できず、一本一本の歯に大きな負荷がかかります。たとえば、正しいかみ合わせなら50キロほどの負荷で済むところが、かみ合わせが悪いと150キロもの力が集中してしまうことも。こうした事態を引き起こさないためには、筋肉や骨、舌の位置などを含めて患者さま一人ひとりのかみ合わせを理解し、それに基づいて詰め物や入れ歯を作っていくことが大切です。

治療までの流れ

01しっかり向き合い寄り添うカウンセリング

いきなりかみ合わせの重要性を説かれても、患者さまにとってはすぐに理解できないこともあるかもしれません。不安を持ったまま治療に移行しないように、カウンセリングには最大限の時間をかけさせていただきます。いままでどのような治療をしてきたのか?など難しいご質問やご説明はいたしません。
患者さまにわかりやすいようじっくりお時間をかけてカウンセリングいたします。
ご予約いただいたお時間は、その患者さまだけのお時間。大勢の患者さまを同時に治療したり、その日にできる説明を「また来週」と後回しにしたりはしません。

02お口の中をみる一般検査

X線検査や歯周組織検査などを行います。

03かみ合わせのすべてがわかる細かい検査

カウンセリングをもとに時間をかけて緻密な検査を行います。頭と顎はどのような向きで結合していて、それがかみ合わせにどんな影響を与えているのか。歯にはそれぞれ「噛む」「力を支える」「横の歯を受け止める」などの細かい役割があるので、それが正しく機能しているのか。これらを正確に検査することで、どこをどうすれば全体が改善されるのかを考えていきます。

よく保険診療の歯科で多いのが、患者さまの口の中だけを型取りし、歯の模型をつくるケース。ですが、かみ合わせは口の中ではなく頭全体で行うものなので、それでは現実のかみ合わせを再現できません。顎の角度が少しでも斜めに傾いていれば、力は均等に伝わらなくなってしまいます。だからこそ私たちは、専用の検査器具を使って上下の顎やその奥にある回転軸も含めた口全体の模型をつくり、かみ合わせをシミュレーション。患者さま一人ひとりに合った理想の噛み合わせを導き出します。

04最高で最適な治療計画

患者さまのかみ合わせの問題点から目指すべきゴールまで、わかりやすくご説明しますのでご安心を。数十枚もの資料やデータを用意し、患者さま一人ひとりに合わせたオンリーワンな治療方針をご提案いたします。

しっかりと納得していただけたら、実際の治療。患者さま一人ひとりのかみ合わせに合わせた詰め物や入れ歯を、サイズや高さ、角度、カーブ、さらには見た目の美しさにもこだわってつくっていきます。
もちろん、歯科治療においては細菌の量をコントロールすることや、天然の歯を残していくことなども大切です。
多角的なアプローチによって、歯のトラブルを再発させない歯科治療を提供いたします。

治療を開始

当院の患者さまは、長年の虫歯や歯周病に苦しみ、セカンドオピニオンでいらっしゃる方が多いです。終わらない"虫歯サイクル"にお悩みの方は、一度ご相談に訪れてみてください。もちろん、現在の治療に満足されている方は問題ございませんが、うまくいかなくてストレスを抱えている方は、応急措置的な治療ではなくかみ合わせから抜本的に治療しないと、快適な生活に戻れなくなってしまいます。

現在の歯科治療は、患者さまの選択肢が限られている状況です。
「かみ合わせ」の重要性を知らないまま、何年、何十年と治療を続けてきた人が、ほとんど全員ではないでしょうか。
だから、まずは「こんな選択肢もあるんだ」と知ることから始めましょう。その上で私たちを頼っていただけた際には、患者さまにとって最後の歯科治療になるよう、全力を尽くすことをお約束いたします。


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