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HOME > ブログ > 入れ歯・義歯 > コーヌステレスコープ義歯 症例 下の奥歯がなくて嚙めない! 江ノ電 鵠沼駅 入れ歯が得意な歯科医院
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コーヌステレスコープ義歯 症例 下の奥歯がなくて嚙めない! 江ノ電 鵠沼駅 入れ歯が得意な歯科医院
あらやしき歯科医院に来院された時は、
「左下のブリッジが折れてはずれたら、右下の奥歯がすごく痛くなって食事ができない」
という状況でした。
左下は金属製のブリッジが真ん中で折れてしまっています。
模型診査をした結果、噛み合せが悪く(スピーの湾曲が強すぎる)無理なちからが常に掛かっていたことによる金属疲労が原因だと思われます。
長いこと無意識ながら、金属が破断するほどの過大な負荷がかかっていたのでしょう!
左側のオーバーロードが解消されて、今度は右側の遊離端ブリッジに大きな負担が掛かり、右下の第一大臼歯が歯根破折しました。「痛い!」はこれが原因です。
遊離端ブリッジとは?
連結されたブリッジ本体の外側に力が加わる場合を遊離端ブリッジと言います。加わった力に近い方の支台歯は圧迫され、遠い方は牽引されます。
ブリッジに力(K)が加わるとP2を回転中心として、ブリッジ全体を傾斜させるような回転モーメントが生じます。P1には、Kに拮抗する力が生じます。
テコの原理で、P1とP2の間の距離が長いほど必要な抗力は小さくなります。
つまり今回は「支台歯間の距離が短いためにテコの支点となる歯が負担過重で壊れてしまった」ということです。
さらに模型の分析を進めると、
左右の奥歯の高さが違っていることがわかります。体の軸に対して噛み合せの平面が斜めになってしまっています。
お口の中は、正面観だけを見るときれいで問題なさそうですが・・・
「嚙めない・食事ができない!」の原因です。
診査・診断の結果を踏まえた話し合いによって、いくつかの入れ歯の種類の中から
「コーヌステレスコープ義歯による咀嚼機能の回復を行う」という治療計画になりました。
コーヌステレスコープ義歯
噛み合せの平面のアンバランスを解消し、全体がシッカリと噛むように作製します。


「ふらつかない・はずれない・何でも噛んで食べられる」ドイツ式の義歯が完成しました。
快適なつけ心地でしゃべると浮き上がるということはありません。しっかり嚙んでなんでも食べられます。
金具が見えないので、他者には入れ歯だと気づかれません。入れ歯を使っていることは、メンテナンスする歯科医師と患者様ご本人にしかわかりません。
初めての入れ歯ですが「食べられないものはない。食事で困ることはない」と、はっきりとした発音でコメントして頂きました。
咀嚼能力が低下すると食品多様性が低下し、タンパク質低栄養という栄養失調になります。その結果、フレイルが進行しサルコペニア・ロコモティブシンドロームという深刻な状況になりかねません。
何でも噛んで食事ができる状態に回復することは、全身の健康の保持増進にとても重要です。
「左下のブリッジが折れてはずれたら、右下の奥歯がすごく痛くなって食事ができない」
という状況でした。

模型診査をした結果、噛み合せが悪く(スピーの湾曲が強すぎる)無理なちからが常に掛かっていたことによる金属疲労が原因だと思われます。


遊離端ブリッジとは?
連結されたブリッジ本体の外側に力が加わる場合を遊離端ブリッジと言います。加わった力に近い方の支台歯は圧迫され、遠い方は牽引されます。
ブリッジに力(K)が加わるとP2を回転中心として、ブリッジ全体を傾斜させるような回転モーメントが生じます。P1には、Kに拮抗する力が生じます。


さらに模型の分析を進めると、

お口の中は、正面観だけを見るときれいで問題なさそうですが・・・

- 下顎の左右の大臼歯がなくなってしまった
- 下顎前歯のセラミックが欠けてしまっている
「嚙めない・食事ができない!」の原因です。
診査・診断の結果を踏まえた話し合いによって、いくつかの入れ歯の種類の中から
「コーヌステレスコープ義歯による咀嚼機能の回復を行う」という治療計画になりました。
コーヌステレスコープ義歯
噛み合せの平面のアンバランスを解消し、全体がシッカリと噛むように作製します。



快適なつけ心地でしゃべると浮き上がるということはありません。しっかり嚙んでなんでも食べられます。
金具が見えないので、他者には入れ歯だと気づかれません。入れ歯を使っていることは、メンテナンスする歯科医師と患者様ご本人にしかわかりません。
初めての入れ歯ですが「食べられないものはない。食事で困ることはない」と、はっきりとした発音でコメントして頂きました。
咀嚼能力が低下すると食品多様性が低下し、タンパク質低栄養という栄養失調になります。その結果、フレイルが進行しサルコペニア・ロコモティブシンドロームという深刻な状況になりかねません。
何でも噛んで食事ができる状態に回復することは、全身の健康の保持増進にとても重要です。
カテゴリ:
2014年9月 9日 16:12
同じカテゴリの記事
生まれ変わったように噛める!_ドイツ式入れ歯専門医院・神奈川・湘南のあらやしき歯科医院
「右側で噛むことは、あきらめていました。これは生まれ変わったってことですね!」
入れ歯と自分の歯が、かんぬき(閂)でガッチリと連結されます。
義歯側のレバーにより歯にカギをロックするから、堅牢で動かない。安定性抜群だから食事がおいしくなります。
リーゲルテレスコープ義歯だからこそ、小さい範囲の入れ歯にもかかわらず、頑丈でしっかり噛むことができます。
もちろん、カギを開けないと外れないので、
入れ歯が浮いて喋れない。とか、入れ歯が外れて恥ずかしい。なんてことにはなりません。
「生まれ変わったってことですね!」と、驚くほど喜んでいただいています。
生まれ変わったような感覚になる入れ歯!リーゲルテレスコープ義歯を検討してみませんか?
入れ歯無料相談 ご予約受付中です。
あらやしき歯科医院
2019年6月18日 21:23
噛めるようになりたい!_ドイツ式入れ歯・藤沢・鎌倉・茅ヶ崎のあらやしき歯科医院
なぜ、ドイツ式入れ歯を選択されたのでしょうか?
『ドイツ式入れ歯のことは、あまりよくわからなかったけど、
ココなら何とかしてくれると思いました。直感でそう感じました。
直感で決めて、実際に相談してみて、やっぱり大丈夫だと思いました。』
初来院時は、
『ついに奥歯が壊れて無くなってしまって、残っている前歯も噛むと痛いし、
全部の歯が無くなってしまいそうで怖いんです。』
『ずっと前からこのままでは大変なことになるとわかっていたけど、
歯医者さんが怖くて、後回しにしてしまいました。』
『今までは近所の歯科医院に行っていましたが、
今回はもう必死にインターネットで調べました。』
と、お話してくださいました。
診査・診断の結果を相談し、最適なプランは
ドイツ式入れ歯の中でもレジリエンツテレスコープ義歯
という結論になりました。
治療後は、
『奥歯でしっかり噛める!』
『口元を隠さないで笑うことができて安心です。』
『頑張って良かった!』
と、素敵な笑顔で報告してくれました。
【魅力的な本来の自分に】
何でも食べられるようになった!
その素敵な笑顔が私たちの最大の喜びです。
2019年6月14日 22:48
入れ歯でお悩みのあなたへ・人生の喜びや楽しみを回復する歯科医療セミナー
動画をご覧いただきありがとうございます。
29分5秒からの内容は、入れ歯ではない方でも、歯科治療を受ける前に必ず確認してください。
お問い合わせはこちらまでお願い致します。
0466-51-3622
トップページに初回入れ歯相談用フォームもあります。
メールでのお問い合わせはこちらです。
あらやしき歯科医院 神奈川県藤沢市片瀬5-5-3
江ノ電 鵠沼駅 徒歩4分 です。
東口を出て、電柱看板の案内をたどると、わかりやすいです。
医院の前に駐車スペースもあります。
ぜひ、お気軽にご連絡ください。
2019年4月23日 15:59
噛み合わせと笑顔の回復を_あらやしき歯科医院 / ドイツ式入れ歯_藤沢市片瀬
まずは、仮義歯と仮歯で、『しっかり噛める』と『歯を見せて笑える』を回復します。
なぜなら、長い年月を経て悪くなってしまったお口の中の環境は、そんなに短期間でバッチリの状態にはできません。
基礎的な治療から始まり、お口の環境が良くなったら、ずっと長く使ってもらう入れ歯を作製します。
だからと言って、噛めない・笑えないままのツライ状態で治療を進めるのは悲しいですね。
咬み合わせや笑顔のシミュレーションのためにも、最終的な歯をイメージした仮義歯と仮歯が必要です。
たとえば、上顎の歯をたくさん失っていて、残っている歯もボロボロになってしまっている。
という状況で入れ歯相談に来院される患者様は多いのですが、、、
歯が悪くなって噛めない原因は、上顎だけに存在するのではありません。
咬み合わせは、上下の歯が合わさって一対となり、ひとつの機能を果たします。
下顎の咬合平面が大きく歪んだままでは、しっかり噛める状態に回復することは難しく、
また、良い状態を維持していくことも難しくなります。
治療が終わった後は、その先ずっと、しっかり噛んで、歯を見せて笑える。
そのための最終的な義歯を作製するには、
まずは、仮義歯と仮歯で『しっかり噛める』と『歯を見せて笑える』に回復することが重要です。
入れ歯無料相談 ご予約受付中です。
あらやしき歯科医院
2019年4月 3日 11:13
第36回 日本顎咬合学会学術大会にて学会発表しました 2018/06/10


第36回 日本顎咬合学会会学術大会にて、症例発表をさせていただきました。
今回の発表は、症例を通して
・クラスプ義歯の危険性
・術前の診査・咬合診断による、問題点と治療計画を視覚化することの重要性
・口腔環境の長期維持安定にリーゲルテレスコープが有効
といったことについて発表させていただきました。
今後も学会発表できるように、根拠のある診査・診断と治療の結果を日々、積み重ねて行きたいと思います。
ありがとうございました。
2018年6月13日 16:36