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HOME > ブログ > 咬み合せ・顎関節症 > お口の機能は生活機能 -木を見て森を見ず- 藤沢駅から江ノ電で鵠沼駅へ あらやしき歯科医院
ブログ
お口の機能は生活機能 -木を見て森を見ず- 藤沢駅から江ノ電で鵠沼駅へ あらやしき歯科医院
それとも、歯の心配をすることなくずっとおいしく何でも食べられる生活にしたいですか?

歯科治療では“かみ合わせ”が重要な要素になります。歯にかかる力のバランスが悪いと歯が壊れたり、顎の関節に影響が出たり、平衡感覚や全身のバランスを失うこともあります。病気の原因や良好な予後に関連しますので、ただ「無くなったところを補えばよい」というものではありません。
歯科領域は、摂食・咀嚼・嚥下だけでなく、発音・構音・会話や呼吸、審美性・感情表現などのコミュニケーションに関する要素、脳への刺激・ストレス発散・力の発生…など、多くの機能と結びついています。
1本の歯を一所懸命に治療することは、もちろん大事です。しかし、1本の歯は、これらの機能を構成する1つのパーツにすぎないのです。全体の機能やバランスを見て局所の修復を行うことが重要です。

では、物理的な力によって歯を失ってしまうことを防ぎ、安定した状態を長く保つにはどうすれば良いでしょうか?
あごの運動と歯の位置関係のバランスを確認する必要があります。
頭の基準をとってあごの動きを再現する装置にお口の模型をつけます。そうすると“あごの閉じたい位置”と“歯の噛みたい位置”のズレや“前歯と奥歯の役割分担”がどうなっているか?などいろいろなことが診てとれます。かみ合わせに関する十分な診査・診断を行って初めて、治療計画が立案できるのです。

歯科治療を成功させ長持ちさせるには“細菌感染の除去”と“いかにして歯にかかる力をコントロールするか?”が重要です。
そのためには、十分な診査が欠かせません。

歯科医院は『問題点を明確化し、集中的に治療して、再治療の無いように予防していく』ために利用しましょう!
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2015年2月 1日 14:50
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入れ歯でお悩みのあなたへ・人生の喜びや楽しみを回復する歯科医療セミナー
動画をご覧いただきありがとうございます。
29分5秒からの内容は、入れ歯ではない方でも、歯科治療を受ける前に必ず確認してください。
お問い合わせはこちらまでお願い致します。
0466-51-3622
トップページに初回入れ歯相談用フォームもあります。
メールでのお問い合わせはこちらです。
あらやしき歯科医院 神奈川県藤沢市片瀬5-5-3
江ノ電 鵠沼駅 徒歩4分 です。
東口を出て、電柱看板の案内をたどると、わかりやすいです。
医院の前に駐車スペースもあります。
ぜひ、お気軽にご連絡ください。
2019年4月23日 15:59
第36回 日本顎咬合学会学術大会にて学会発表しました 2018/06/10


第36回 日本顎咬合学会会学術大会にて、症例発表をさせていただきました。
今回の発表は、症例を通して
・クラスプ義歯の危険性
・術前の診査・咬合診断による、問題点と治療計画を視覚化することの重要性
・口腔環境の長期維持安定にリーゲルテレスコープが有効
といったことについて発表させていただきました。
今後も学会発表できるように、根拠のある診査・診断と治療の結果を日々、積み重ねて行きたいと思います。
ありがとうございました。
2018年6月13日 16:36
かみ合わせの治療に重要な実習に参加しました
7月最終週の週末に、オーストリア咬合学に基づく咬合(咬み合わせ)理論を学ぶ実習に参加してきました。

咬合理論について深く学び探究することが、歯の咬み合せを治療するために、大変重要です。。
今回の講師は、榊原 功二 先生。
榊原先生は、シークエンシャルオクルージョンという咬み合せ理論の開祖、ウィーン大学教授のルドルフ・スラビチェック博士に師事し、ヨーロッパで活躍していた技工士です。

主に噛んで上下のストップになる部位、顎が運動したときに接触・誘導する部位、一歯ずつの役割やおのおの歯の形態の意味などを考慮しながら、ワックスを盛足して歯を作り上げます。
正しい咬合を付与する方法みついて、模範を示しながら具体的にご教示していただき、知識のさらなる向上とインスピレーションをいただきました。
今回の実習で得られた知識やテクニックを皆様に還元できるよう、継続は力なりでがんばって参ります。
ありがとうございました。
2017年8月21日 16:00
日本顎咬合学会で学会発表しました 2017/06/10 有楽町



第35回 日本顎咬合学会会学術大会にて、症例発表をさせていただきました。
今回の発表は、症例を通して
・短絡的で局所的な補綴治療の危険性
・咬合分析に基づく術前の診査診断、治療計画が口腔環境の長期維持安定にとって重要
・口腔環境の長期維持安定にコーヌステレスコープが有効
といったことについて発表させていただきました。
今後も学会発表できるように根拠のある診査診断と治療結果を日々、積み重ねて行きたいと思います。
ありがとうございました。
2017年6月26日 18:15
冷たい水で歯がしみる!歯磨きしすぎで歯が削れる?

・冷たい水が歯にしみる
・歯茎の境目あたりの歯が欠けてきた
虫歯かも???と思って、歯科医院に行ったら
「むし歯ではありません。歯の磨き過ぎで、歯が削れてしまっていますよ」と、
先生や歯科衛生士に言われた。という人、意外とまだまだ多いようです。
だけど、ちょっと待って、冷静に考えてみましょう。
実験データでは、“歯ブラシだけでは歯が削れることはなかったが、歯磨剤(歯磨き粉)によって、歯が削れた”という研究結果があります*。
しかし、これは抜いた歯を研究室で試験した結果です。お口の中でのデータではありません。
「歯の表面のエナメル質は体の中で一番硬い組織だけど、根っこの組織は軟らかいので、どんどん歯は削られ、神経を刺激する知覚過敏を引き起こし、最終的には歯が折れてしまこともあります」なんて説明されても、、、

歯のまわりには、歯の根っこの部分よりもっと柔らかい組織があるじゃないですか?
軟らかい歯肉・歯ぐきは削れずに、歯だけが削れますか?
歯磨きで歯が削れるのだとしたら、
歯ブラシの形・幅で、歯も歯ぐきも削れそうじゃないですか?
実際に歯磨きし過ぎ・強く磨き過ぎの方は、歯が傷つく前に、歯ぐきの表面の一部が白く薄皮がめくれて赤くなった感じで、「歯ぐきが痛い」と言って来院されます。
じゃあなんで、歯と歯ぐきの境目が削れて、歯がしみるのか?
それは、噛み合わせの力のバランスが悪いからです。

奥歯は横に動かしたときに上下の歯が強く接触することで、
歯に無理な力が掛かり、たわみが発生し、構造的に脆いエナメル質と象牙質の境目・歯冠と歯根の境目(視覚的には歯と歯ぐきの境目)付近の歯質が細かくはがれ・欠けていってしまいます。
歯の表面が欠けて内側部分が露出すると、冷たいものがしみる・歯ブラシが当たると痛いなどの知覚過敏の症状が出てくる可能性が高くなります。
昔は、誤ったブラッシング方法・強すぎるブラッシング圧が原因で発生すると言われていましたが、ブラッシングの影響を受けない部位、歯磨きの習慣のない人や動物などにも、歯と歯ぐきの境目が削れる現象が生じることが確認されています**。現在は、歯磨きが原因であるとする考え方ではなく、咬み合わせの力のバランスが悪いことが主な原因だと考えられています。
しみるのを抑える対症療法と共に、根本的な問題である『咬み合わせ』についても詳しく調べたほうが良いでしょう。
**大槻昌幸, 猪越重久, and 高津寿夫. "Abfraction: クサビ状欠損に対する新しい考え方." 接着歯学 12.3 (1994): 182-187.
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2017年4月19日 16:50